2007年10月13日
自分を信じられること
こんにちは^^
ご報告が遅くなってしまってごめんなさい。。。。
私のレースは1回戦で終わりました。
だけどそのあと、スイスチームの選手を応援していて表彰式まで残っていて・・・そしてその後はバーベキューにパーティー。
そしてそのパーティーは今もまだ続いている(笑)
今、ちょっと抜け出してネットをつなぎに来ているところです。
まず、レースを振り返って思ったこと。
自分の技術を信頼できるようになった。
これはとても大きな収穫だと思う。
予選6位。1回戦敗退。結果11位。
オランダでのベストリザルトです。
最も苦手としていたここで11位という結果、まずまずのスタートかな。
もちろん、悔しい。
ずーっと書きたかった想いを今日は書きますね^^
長くなってしまうから時間のある時に見てください。
とにかく、今日まで責任とプレッシャーとの戦いでした。
5月5日に「新たな旅立ち」をアップしてから約半年が経ちました。
海外のチームに行って活動しようと考え出したのはもう1年以上も前になります
。
海外でやってみたいという思いは数年前から度々、口にしていました。
そして今年の1月にはもうすでに一人で歩き出そうと決めていました。
それからはずっと、どうしたら良い環境を手に入れられるか必死に考えていました。
全てはやってみなければわからないことばかり。
それらを全て覚悟の上で選んだ道。
そしてそれをただ、黙って優しく温かく支え、応援してくださった、スポンサーさんをはじめこのブログをいつも見てくださった皆に心から感謝しています。
「本当に大丈夫なの??」って思った人も多くいらっしゃると思います。
一人で歩きだしてからとても嬉しかったことがたくさんありました。
所属先であるロイズの社長を初め私を支えてくださっている方たちは、私が独立してやると伝えたとき、心から応援してくださいました。
そして「もっと我々を頼っていいんですよ。悩みなどあればいつでも言ってください」独立したものの、不安で仕方なかったこの時期にこの言葉は本当に嬉しく励みになり涙をこらえることで精一杯でした。
私を15歳の時から支えてくださっているマテリアルメーカーの方たちからも多くのメールを頂きました。
「独立したという事を聞きました。何かと一人は大変でしょうから私達に何かできることがあったら言ってください」そんな言葉が私を支えてくれていました。
そして、上川高校の時にお世話になった下宿先の方。
ここは私の家族です。
いつもワールドカップに応援に来てくれて、すごく生意気な4姉妹がすごく可愛い。
そしておじさんとおばさんはいつも、苦しい時、辛い時に的確なアドバイスをいつもしてくれた。
私はいつも行き詰ったり何かを考えたい時、上川へ行く。
そうするとスノーボードを始めた時の原点に帰ることができる。
私はスノーボード人生の全てを小嶋コーチと歩んできたから・・・
全てコーチ任せで、常に受身の状態でやってきた9年間とは正反対な環境。
「智香はいつもニコニコしているよね。」
「智香といると嫌なことを忘れられるよ」
この言葉を今年の夏は何度言われただろうか?
もちろん、嬉しい言葉。
こんな風に周りにいる人に感じられていたという事は、私自身、不安やプレッシャーから逃げたかったからいつも笑顔でいたんだと思う。
プレッシャーや不安、責任から少しでも開放されたいが為に、見つけた方法が常に笑顔でいること。
笑っていれば、どんなに苦しくても辛くても必ず先に明るいものが見えてきそうな気がした。
とにかく、第1戦目が始まる今日までは不安との戦いでした。
小嶋コーチのもとを離れ、スイスというチームに行き、ヨーロッパで一人で活動できるのだろうか?そんな不安が多くありました。
いつも笑顔でいるのはそういった不安から自分自身が逃れたかったから。
そしてそれが自分で自分を守る方法でした。
そして時にはこのブログという場で強がりで生意気な発言もしてきました。
「誰になんと言われても自分の選らんだ道を信じ歩く」と・・・
そんな風に言い続けたのは・・・
自分を信用し、信頼しなければ、、、一歩でも自分の選んだ道を疑い、後ろを振り向いたら一瞬にして崩れ落ちそうだったから・・・
とにかく常に前を向いて行くことだけを自分に言い聞かせてきた半年間でした。
今回の開幕戦、小さな1歩だけど少しだけ前進する事ができたと思う。
この半年間の活動が小さな1歩として現れた瞬間だったと思う。

左側が大好きなクリスチャンです。クリスチャンの言葉は一生、忘れることはないと思う。
「tomokaに多くのプレッシャーがあるのは知ってる。だけど、私のためでもなく、サービスマンのためでもなく、チームのためでもなく、自分自身のために滑るんだ。そうするとプレッシャーなくレースを楽しめる。それがみんなのためだから。have fun!!」
こんな風にスタートに送り出してくれる。
クリスチャンはコーチとしても人としても尊敬しています。
あんな心の広い思いやりのある人になれたらいいな。


そして今年は必ずここの真ん中に私も上がります。私が表彰式の写真を撮っていたらクリスチャンに「tomokaも必ずあそこに上がれるよ!今日は皆を称えよう」
そんな一言もとても嬉しかった。
私は1回戦でニコリーンと対戦。彼女はオランダ出身、地元です。ニコリーンが3位に入賞。
私が負けたときニコリーンは「ごめんね。tomokaはグッドフレンドだからすごく複雑な気持ちだよ。だけど私は今、すごくハッピーだよ。必ず勝つから!ありがとう」って言ってくれた。私は「スポーツだよ!勝っても負けてもニコリーンは私の大切な友達だから、ニコリーンの勝利を心から願うよ!」
そんな会話をして彼女は3位になってくれたからとても嬉しかった^^
すぐに抱きついて私が涙しそうになるくらい嬉しくて・・・


そして応援も大切!一緒に戦う仲間を応援する事は選手として大切なこと。室内スキー場だからレストランからもレースが観戦ができる。
ここではお酒を飲みながらレースを観戦。大盛り上がりです。
スイスチームは素晴らしい。
今回、スイスチームには多くのハプニングが起きていました。
まず、フレンツィとパトレシアが予選1本目で失敗。
シモンは予選1本目1位だったのにビンディングが壊れた。
だけど、マークが3位になりスイスチームみんなの分まで頑張ってくれました☆
スイスチームの素晴らしいこと。
仲間の勝利をたたえる事ができる。
人として素晴らしいから選手としても素晴らしい。
今日、一人で歩き始めてから初めてのレースを終えて、少しだけ開放された。
自分の選んだ道が少なくとも間違えではなかったと、わかった。
ここまでくるのに、本当に多くの人の支えと協力があって今の自分があります。
ありがとうという言葉では伝えきれないほど・・・本当に心からありがとうと一人ひとりに伝えたい。
そしてこれからが本当の戦いの始まりだと思う。
人生のほんの一部の競技人生。
そしてたった一度の自分自身の人生を大切にしたい。
せっかく、両親が私を産んでくれて健康に育ててくれたのだから・・・
心から最高に楽しい!って思える人生をこれからも送りたいと思う。
私のスノーボード人生はまだまだ続きます。
多くの応援、そしてコメント、ありがとうございます。
そしてこれからも常に前を向いて歩いていきますので応援、宜しくお願いします。
tomoka
ご報告が遅くなってしまってごめんなさい。。。。
私のレースは1回戦で終わりました。
だけどそのあと、スイスチームの選手を応援していて表彰式まで残っていて・・・そしてその後はバーベキューにパーティー。
そしてそのパーティーは今もまだ続いている(笑)
今、ちょっと抜け出してネットをつなぎに来ているところです。
まず、レースを振り返って思ったこと。
自分の技術を信頼できるようになった。
これはとても大きな収穫だと思う。
予選6位。1回戦敗退。結果11位。
オランダでのベストリザルトです。
最も苦手としていたここで11位という結果、まずまずのスタートかな。
もちろん、悔しい。
ずーっと書きたかった想いを今日は書きますね^^
長くなってしまうから時間のある時に見てください。
とにかく、今日まで責任とプレッシャーとの戦いでした。
5月5日に「新たな旅立ち」をアップしてから約半年が経ちました。
海外のチームに行って活動しようと考え出したのはもう1年以上も前になります
。
海外でやってみたいという思いは数年前から度々、口にしていました。
そして今年の1月にはもうすでに一人で歩き出そうと決めていました。
それからはずっと、どうしたら良い環境を手に入れられるか必死に考えていました。
全てはやってみなければわからないことばかり。
それらを全て覚悟の上で選んだ道。
そしてそれをただ、黙って優しく温かく支え、応援してくださった、スポンサーさんをはじめこのブログをいつも見てくださった皆に心から感謝しています。
「本当に大丈夫なの??」って思った人も多くいらっしゃると思います。
一人で歩きだしてからとても嬉しかったことがたくさんありました。
所属先であるロイズの社長を初め私を支えてくださっている方たちは、私が独立してやると伝えたとき、心から応援してくださいました。
そして「もっと我々を頼っていいんですよ。悩みなどあればいつでも言ってください」独立したものの、不安で仕方なかったこの時期にこの言葉は本当に嬉しく励みになり涙をこらえることで精一杯でした。
私を15歳の時から支えてくださっているマテリアルメーカーの方たちからも多くのメールを頂きました。
「独立したという事を聞きました。何かと一人は大変でしょうから私達に何かできることがあったら言ってください」そんな言葉が私を支えてくれていました。
そして、上川高校の時にお世話になった下宿先の方。
ここは私の家族です。
いつもワールドカップに応援に来てくれて、すごく生意気な4姉妹がすごく可愛い。
そしておじさんとおばさんはいつも、苦しい時、辛い時に的確なアドバイスをいつもしてくれた。
私はいつも行き詰ったり何かを考えたい時、上川へ行く。
そうするとスノーボードを始めた時の原点に帰ることができる。
私はスノーボード人生の全てを小嶋コーチと歩んできたから・・・
全てコーチ任せで、常に受身の状態でやってきた9年間とは正反対な環境。
「智香はいつもニコニコしているよね。」
「智香といると嫌なことを忘れられるよ」
この言葉を今年の夏は何度言われただろうか?
もちろん、嬉しい言葉。
こんな風に周りにいる人に感じられていたという事は、私自身、不安やプレッシャーから逃げたかったからいつも笑顔でいたんだと思う。
プレッシャーや不安、責任から少しでも開放されたいが為に、見つけた方法が常に笑顔でいること。
笑っていれば、どんなに苦しくても辛くても必ず先に明るいものが見えてきそうな気がした。
とにかく、第1戦目が始まる今日までは不安との戦いでした。
小嶋コーチのもとを離れ、スイスというチームに行き、ヨーロッパで一人で活動できるのだろうか?そんな不安が多くありました。
いつも笑顔でいるのはそういった不安から自分自身が逃れたかったから。
そしてそれが自分で自分を守る方法でした。
そして時にはこのブログという場で強がりで生意気な発言もしてきました。
「誰になんと言われても自分の選らんだ道を信じ歩く」と・・・
そんな風に言い続けたのは・・・
自分を信用し、信頼しなければ、、、一歩でも自分の選んだ道を疑い、後ろを振り向いたら一瞬にして崩れ落ちそうだったから・・・
とにかく常に前を向いて行くことだけを自分に言い聞かせてきた半年間でした。
今回の開幕戦、小さな1歩だけど少しだけ前進する事ができたと思う。
この半年間の活動が小さな1歩として現れた瞬間だったと思う。

左側が大好きなクリスチャンです。クリスチャンの言葉は一生、忘れることはないと思う。
「tomokaに多くのプレッシャーがあるのは知ってる。だけど、私のためでもなく、サービスマンのためでもなく、チームのためでもなく、自分自身のために滑るんだ。そうするとプレッシャーなくレースを楽しめる。それがみんなのためだから。have fun!!」
こんな風にスタートに送り出してくれる。
クリスチャンはコーチとしても人としても尊敬しています。
あんな心の広い思いやりのある人になれたらいいな。


そして今年は必ずここの真ん中に私も上がります。私が表彰式の写真を撮っていたらクリスチャンに「tomokaも必ずあそこに上がれるよ!今日は皆を称えよう」
そんな一言もとても嬉しかった。
私は1回戦でニコリーンと対戦。彼女はオランダ出身、地元です。ニコリーンが3位に入賞。
私が負けたときニコリーンは「ごめんね。tomokaはグッドフレンドだからすごく複雑な気持ちだよ。だけど私は今、すごくハッピーだよ。必ず勝つから!ありがとう」って言ってくれた。私は「スポーツだよ!勝っても負けてもニコリーンは私の大切な友達だから、ニコリーンの勝利を心から願うよ!」
そんな会話をして彼女は3位になってくれたからとても嬉しかった^^
すぐに抱きついて私が涙しそうになるくらい嬉しくて・・・


そして応援も大切!一緒に戦う仲間を応援する事は選手として大切なこと。室内スキー場だからレストランからもレースが観戦ができる。
ここではお酒を飲みながらレースを観戦。大盛り上がりです。
スイスチームは素晴らしい。
今回、スイスチームには多くのハプニングが起きていました。
まず、フレンツィとパトレシアが予選1本目で失敗。
シモンは予選1本目1位だったのにビンディングが壊れた。
だけど、マークが3位になりスイスチームみんなの分まで頑張ってくれました☆
スイスチームの素晴らしいこと。
仲間の勝利をたたえる事ができる。
人として素晴らしいから選手としても素晴らしい。
今日、一人で歩き始めてから初めてのレースを終えて、少しだけ開放された。
自分の選んだ道が少なくとも間違えではなかったと、わかった。
ここまでくるのに、本当に多くの人の支えと協力があって今の自分があります。
ありがとうという言葉では伝えきれないほど・・・本当に心からありがとうと一人ひとりに伝えたい。
そしてこれからが本当の戦いの始まりだと思う。
人生のほんの一部の競技人生。
そしてたった一度の自分自身の人生を大切にしたい。
せっかく、両親が私を産んでくれて健康に育ててくれたのだから・・・
心から最高に楽しい!って思える人生をこれからも送りたいと思う。
私のスノーボード人生はまだまだ続きます。
多くの応援、そしてコメント、ありがとうございます。
そしてこれからも常に前を向いて歩いていきますので応援、宜しくお願いします。
tomoka

