2009年11月04日
私の歩むソクド。
おはようございます
明日から北米遠征です
さて一つお知らせです☆
2005年10月から2007年12月の
過去のブログを復元しました
ブログは2005年10月から始めていて
この写真を撮った日。
このコースの横にはスイスチームがいました。
この写真を撮った数日前の
セルデンのワールドカップでは表彰台を
スイス勢で独占していたこと、
そんなチームに恐れ多くて
挨拶もできなかったことを
昨日のように覚えています。
いつかヨーロッパのチームで
活動したいと思っていたものの
こうして今、現実となっていることが
今は少し不思議かも。
でも思う。
思い描いた自分が
そこにあるのなら
その自分に
必ずなれる。
過去のブログを復元しながら
多くを読み返しました。
nedazのワールドカップで書いた
どちらに進みますか?
これを書いたときは
ヨーロッパへ行こうと
心に決めたトキでした。
偶然にもそう決断したのが
スイスという国だった事も
不思議な感覚です。
もう少しで
26歳になろうとしている今。
ほんの少し
大人になれそうかな。
日本を拠点にしていた
16歳から23歳。
17歳からワールドカップを転戦させてもらい
18歳と22歳でオリンピックを経験しました。
私は本当に恵まれた
スノーボード人生を
歩んで来ていると思う。
いつも必死で。
いつもいつも
大人であろうとしていて。。。
そうあるべきだと思っていた。
そしてスイスに来てからの3年間。
今のこのチームは
喜びも辛さも
いつも両方を
共有してくれて
支えてくれる。
苦しくなって
後退しそうになるときに
『なぜできないんだ!?』
ではなくて
いつも必ず
どうしたら
そこを乗り越えて行けるか
アドバイスしてくれる。
本当に感謝では表せないほどに、
今の自分が存在するのは
支えてくれる多くの人たちのお陰です。
私は誰かに頼ったり甘えたりできる
性格ではなかったと思う。
だけど今は
子供の様に伸び伸びと過ごすことができて
そして甘えさせてくれる人がたくさんいる。
大人びて過ごしてきた
ジュニア時代とは
対照的な今。
日本にいた頃。
スノーボード漬けの毎日だったから
私は皆が高校や大学で経験するような
一人の人としての経験は
ものすごく欠けていたと思う。
ものすごく幼稚で
何も知らない
子供だった。
その空間を
今はここで、スイスという場で
少しずつ経験しているのかな。
人にはそれぞれの
歩み方と歩む速度があると思う。
私はその歩む順番がほんの少し、人と違う。
そしてその速度はものすごくゆっくり。
どんな出来ごとも
全てが糧になると思える。
だから今はどんなことがあっても
いつも笑っていられる。
そんな毎日が
本当に素晴らしくて
今日という日まで
出会ってきた人たちが
本当に大切。
大切すぎて。。。
あまりにも大切すぎて
『永遠』でありたいと考えてしまう。
出会いがあれば別れがある。
一つの節目を迎える
このシーズン。
とても楽しみにしていた
オリンピックシーズンだけど
この夏、秋は
一つのゴールに近づくと同時に
『別れ』を意味してしまうんじゃないかと
考える日が多くありました。
ゴールまでの日は
喜びへのカウントダウンであると同時に
別れへのカウントダウンでもあるのかなって。
怖くなってしまう日がある。
私はスイス人じゃないし
いつまで
今のスタッフ、仲間と
頑張って行けるのだろうか。
取材を受ける度に
スイス人へこんな質問が飛ぶ
『なぜ日本人の彼女にそこまで捧げられるのですか?』
『彼女はいつまでここで活動できますか?』
私も自分自身にそんな
質問を問いかけていたような気がする。
答えを求めたここ数ヶ月は
毎日が寂しかった。
だけど私なりに見つけた答えは
『永遠』なんてないと思う。
大切なのは『今』だと思う。
もちろん、
将来のことも考えるし
日々、前を見て過ごしている。
だけど。。。
あまりにも前を見すぎたり
計算高く過ごしてしまうと
本当に大切なもの。
今、目の前にある大切なものが
なんなのかわからなくなってしまう。
大切なものを
必死に守ろうとするのではなくて
一歩そこから下がる勇気も必要だと思う。
一歩下がることができた今、
ものすごく狭い世界で見ていた
『大切なもの』が
どれだけ多くのヒト、モノ、コトに
その『大切なモノ』が
支えられていたのか
今は感じられる。
だから
『今』を生きようと思う。
思い描いた自分が
そこにあるのなら
その自分に
必ずなれる。
私なりの歩み方でゆっくり生きて行きたい。
なんだかものすごぉく
重たい内容になってしまったけど。。。
今まで歩んで来た
過去のブログを読んで
いろんな事を考えて考えて
そして解決して
また新鮮な気持ちで
アメリカに行ける今、
とっても良い遠征になりそうな気がします☆
感謝できたとき
また一歩前へ歩めると思う。
緑から紅葉の季節になり
そして今は
散り始めています。
鮮やかな紅葉が
散ってしまうことは
少し寂しいけど
また新たなスタートなんですよね。
冬を越すと
また緑が咲く。
私にとって冬は
始まりの季節なのかな?
充実した冬が
春に緑になっていることを願って
明日から北米へ行ってきます☆
智香
明日から北米遠征です
さて一つお知らせです☆
2005年10月から2007年12月の
過去のブログを復元しました
ブログは2005年10月から始めていて
この写真を撮った日。
このコースの横にはスイスチームがいました。
この写真を撮った数日前の
セルデンのワールドカップでは表彰台を
スイス勢で独占していたこと、
そんなチームに恐れ多くて
挨拶もできなかったことを
昨日のように覚えています。
いつかヨーロッパのチームで
活動したいと思っていたものの
こうして今、現実となっていることが
今は少し不思議かも。
でも思う。
思い描いた自分が
そこにあるのなら
その自分に
必ずなれる。
過去のブログを復元しながら
多くを読み返しました。
nedazのワールドカップで書いた
どちらに進みますか?
これを書いたときは
ヨーロッパへ行こうと
心に決めたトキでした。
偶然にもそう決断したのが
スイスという国だった事も
不思議な感覚です。
もう少しで
26歳になろうとしている今。
ほんの少し
大人になれそうかな。
日本を拠点にしていた
16歳から23歳。
17歳からワールドカップを転戦させてもらい
18歳と22歳でオリンピックを経験しました。
私は本当に恵まれた
スノーボード人生を
歩んで来ていると思う。
いつも必死で。
いつもいつも
大人であろうとしていて。。。
そうあるべきだと思っていた。
そしてスイスに来てからの3年間。
今のこのチームは
喜びも辛さも
いつも両方を
共有してくれて
支えてくれる。
苦しくなって
後退しそうになるときに
『なぜできないんだ!?』
ではなくて
いつも必ず
どうしたら
そこを乗り越えて行けるか
アドバイスしてくれる。
本当に感謝では表せないほどに、
今の自分が存在するのは
支えてくれる多くの人たちのお陰です。
私は誰かに頼ったり甘えたりできる
性格ではなかったと思う。
だけど今は
子供の様に伸び伸びと過ごすことができて
そして甘えさせてくれる人がたくさんいる。
大人びて過ごしてきた
ジュニア時代とは
対照的な今。
日本にいた頃。
スノーボード漬けの毎日だったから
私は皆が高校や大学で経験するような
一人の人としての経験は
ものすごく欠けていたと思う。
ものすごく幼稚で
何も知らない
子供だった。
その空間を
今はここで、スイスという場で
少しずつ経験しているのかな。
人にはそれぞれの
歩み方と歩む速度があると思う。
私はその歩む順番がほんの少し、人と違う。
そしてその速度はものすごくゆっくり。
どんな出来ごとも
全てが糧になると思える。
だから今はどんなことがあっても
いつも笑っていられる。
そんな毎日が
本当に素晴らしくて
今日という日まで
出会ってきた人たちが
本当に大切。
大切すぎて。。。
あまりにも大切すぎて
『永遠』でありたいと考えてしまう。
出会いがあれば別れがある。
一つの節目を迎える
このシーズン。
とても楽しみにしていた
オリンピックシーズンだけど
この夏、秋は
一つのゴールに近づくと同時に
『別れ』を意味してしまうんじゃないかと
考える日が多くありました。
ゴールまでの日は
喜びへのカウントダウンであると同時に
別れへのカウントダウンでもあるのかなって。
怖くなってしまう日がある。
私はスイス人じゃないし
いつまで
今のスタッフ、仲間と
頑張って行けるのだろうか。
取材を受ける度に
スイス人へこんな質問が飛ぶ
『なぜ日本人の彼女にそこまで捧げられるのですか?』
『彼女はいつまでここで活動できますか?』
私も自分自身にそんな
質問を問いかけていたような気がする。
答えを求めたここ数ヶ月は
毎日が寂しかった。
だけど私なりに見つけた答えは
『永遠』なんてないと思う。
大切なのは『今』だと思う。
もちろん、
将来のことも考えるし
日々、前を見て過ごしている。
だけど。。。
あまりにも前を見すぎたり
計算高く過ごしてしまうと
本当に大切なもの。
今、目の前にある大切なものが
なんなのかわからなくなってしまう。
大切なものを
必死に守ろうとするのではなくて
一歩そこから下がる勇気も必要だと思う。
一歩下がることができた今、
ものすごく狭い世界で見ていた
『大切なもの』が
どれだけ多くのヒト、モノ、コトに
その『大切なモノ』が
支えられていたのか
今は感じられる。
だから
『今』を生きようと思う。
思い描いた自分が
そこにあるのなら
その自分に
必ずなれる。
私なりの歩み方でゆっくり生きて行きたい。
なんだかものすごぉく
重たい内容になってしまったけど。。。
今まで歩んで来た
過去のブログを読んで
いろんな事を考えて考えて
そして解決して
また新鮮な気持ちで
アメリカに行ける今、
とっても良い遠征になりそうな気がします☆
感謝できたとき
また一歩前へ歩めると思う。
緑から紅葉の季節になり
そして今は
散り始めています。
鮮やかな紅葉が
散ってしまうことは
少し寂しいけど
また新たなスタートなんですよね。
冬を越すと
また緑が咲く。
私にとって冬は
始まりの季節なのかな?
充実した冬が
春に緑になっていることを願って
明日から北米へ行ってきます☆
智香
この記事へのコメント
1. Posted by チャビン 2009年11月04日 08:48
オハヨウございます
ブログを読み、朝一から、太陽の光をイッパイ浴びたかのような気持ちになったわ
誠実に、誠実に、心身ともに成長して行かれようとしている姿が眼に浮かぶようだわ
私も先日見たマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』に完全にノック・アウトされてるんだけど・・・
その中の「Man in the mirror」に、今の智香さんの姿を重ねちゃったわよ。
北米遠征、充分に体に気を付けて、チームメイトと共に戦ってきてね
チャビンより
ブログを読み、朝一から、太陽の光をイッパイ浴びたかのような気持ちになったわ
誠実に、誠実に、心身ともに成長して行かれようとしている姿が眼に浮かぶようだわ
私も先日見たマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』に完全にノック・アウトされてるんだけど・・・
その中の「Man in the mirror」に、今の智香さんの姿を重ねちゃったわよ。
北米遠征、充分に体に気を付けて、チームメイトと共に戦ってきてね
チャビンより
2. Posted by 船岡 2009年11月05日 00:42
『今』を生きようと思う。この言葉に感銘を受けました。ありがとうございます。努力すれば必ず報われると私は信じて生きています。
3. Posted by jun 2009年11月07日 02:19
このブログを見て…
ただ…
ただ…
涙があふれてきました。
想いは、どんなにゆっくりな速度でも、必ず叶うと…
智香さん、あなたは、われわれアルパインスノーボーダーの星です。
今後のご活躍を期待しているとともに、何より、怪我だけには、十分お気つけください…
ただ…
ただ…
涙があふれてきました。
想いは、どんなにゆっくりな速度でも、必ず叶うと…
智香さん、あなたは、われわれアルパインスノーボーダーの星です。
今後のご活躍を期待しているとともに、何より、怪我だけには、十分お気つけください…
4. Posted by よっしー 2009年11月07日 10:53
自分は、19歳のときにアルペンに出会ったけど、経済的にも限界があったし、教えてもらえる環境もありませんでした。働くようになってらは、時間がなくなりスノーボードから離れること8年その間に環境が変化し、もう一度おもいっきりスノーボードができる状況が生まれました。レースに本格参戦したのは、30を過ぎてからです。
人それぞれ、進みかたやはやさに違いはあるけど、納得のいく場所にいくという目的はみな同じかもしれませんね。
人それぞれ、進みかたやはやさに違いはあるけど、納得のいく場所にいくという目的はみな同じかもしれませんね。
5. Posted by ぼー 2009年11月10日 18:59
ボード仲間の急死にショックを受けてた時に
この記事を見て救われた気になりました
ありがとうございました!!
この記事を見て救われた気になりました
ありがとうございました!!
6. Posted by 小林大志郎 & 裕美 2010年01月27日 00:49
スポーツ大陸を 夫と見ました。
智香さんの「生きる姿勢」が いいですね。技能向上へまっしぐら。
60の私たちも、「あの可愛い子」と ニュースや誌面を探してしまいます。今日は無く、寝てしまいました。
昨日の番組で名前を調べられるやろ、といいながら・・・。
スイスでの合宿への、切り込み・熱意・習得わざあり、とてもいい番組でした。
いい結果が出ますね、楽しく活躍してください。
智香さんの「生きる姿勢」が いいですね。技能向上へまっしぐら。
60の私たちも、「あの可愛い子」と ニュースや誌面を探してしまいます。今日は無く、寝てしまいました。
昨日の番組で名前を調べられるやろ、といいながら・・・。
スイスでの合宿への、切り込み・熱意・習得わざあり、とてもいい番組でした。
いい結果が出ますね、楽しく活躍してください。