2010年01月08日
おはようございます☆
おはようございます。
レースを終えてスイスから戻り。。。
さてレース報告をブログにアップ!と思い
パソコンを出したけど。。。
充電器をオーストリーに忘れてきて
またネットができない(泣)
またまた携帯からアップしています(苦笑)
苦手な携帯からなので。。。
誤字脱字、乱文を許してください。
実はアメリカの2戦。
今までやってきたものを
全て出し切ってダントツ的なタイムだして
シーズンをスタートしたかった。
それを春からずっと計画していました。
それはシーズン始めにしか
試す事ができないこと。
だから思い切ってそれをやってみました。
それが転倒という形につながったことで
今回のレースは8割でまずは確実に
予選を通過しようと思い滑りました。
予選1本目2位。
正直、本当に大事に大事に滑って
そして一回、お尻をついてしまい。。。
滑っている感覚で
結構遅いかなぁ?と思いながらゴールしました。
そして電光掲示板を見ると『1』
ゴールした時点で1位。
その後マリオンに抜かれ2位で2本目へ。
正直このタイムには
『あれ?』と。。。
予想したよりも良いタイムに
びっくりしました。
そして思ったこと。
確実に自分自身の100のレベルが上がっていることを
確かめることができました。
昨季は全てが『自由』だった。
そんな状況で100%の力をだした
昨季の予選タイムと
今回の予選タイムは全く内容が違う。
そして2本目。
1本目と同じ様に滑ったけど
予選の時に書いたちょっとした『アクシデント』
これは並走していた隣りの選手が転倒して
私のコースへ寄って来たのが見えて
それを交わそうとして
無駄なターンを1ターンしてしまいました。
滑っているなかで
隣りの選手が視界に入って来たことで
明らかに1ターン多かったことは確か。
だけど。。。
それが抗議で再走できるという確約はなかった。
相手が私のライン上にいるのか定かではなかったし
もし止まって再走が認められなかったときは
決勝という舞台がなくなる。
一瞬の判断だったけどゴールすることを選択しました。
そのあと。。。
ビデオを見た時に
『再走すれば良かった』と思ったけど。。。
予選を通過すれば全てが可能。
そう思い14位で決勝へ向かいました。
これも長い目で
選手として良い経験をさせてもらいました。
決勝1本目。
カナダのlooとの対戦。
1本目0.44秒遅れてゴール。
2本目はコース中盤で追いついた瞬間の
斜面変化で抜けてしまい
敗退しました。
こんなレース展開でした。
今回のレースで思ったこと。
私は全てが完璧じゃないと満足できない。
いつも1番じゃないと納得できない。
予選1本目の2位のタイム。
フィーリングとしては全く駄目なのに
なぜこんなタイムが出たんだろう??
そんなことも考えたし。
それと同時に自分の力が確実に上がっていることを感じる事もできた。
昨シーズン、素晴らしいシーズンを経験させてもらい
今年はさらに多くのことを学んでいます。
昨季、ずっと戦った
アメリーとドリス。
もちろん、悔しいです。
だけど、目指すところはたった一つ。
ソレに向かって全てのことを糧にして
頑張って行きたい。
今までそうやって一歩一歩階段を登って来たから。
立ち止まることはあっても
その階段を降りることを考えた事はない。
いつもいつも前だけを見てこれからも
一歩一歩上がって行きたい。
クリスチャンに言われた言葉。
『今の成績に全く心配していないよ。
100%じゃない状況でこれだけのタイムが出るんだ。
100%になる日はそう遠くない。
その日をただ楽しみに待っているよ』
その通りだと思う。
そしてフィリップ。
今回のレースに約3年ぶりに復帰。
そして14位で予選通過。
ヘルニアを抱えて
3年間思う様にレースに出られなかったフィリップ。
正直、私はフィリップの復帰はないと思っていました。
私なら諦めていると思う。
スタートるするたびに『金メダリスト』として紹介される。
全盛期の時の滑りではないけど
それでも可能性を信じてた戦うフィリップの姿は強い。
そして彼のメンタルの強さ。
本当に素晴らしいと思う。
フィリップが予選通過した時は本当に嬉しかった。
そしてフレンツィ。
アメリカでの優勝に続き、今回も3位。
フレンツィも2シーズン苦しいシーズンが続いていた。
ここ2年は私の方が成績が良かった。
フレンツィはいつもどんな時も笑って
『おめでとう』
と言ってくれたこと。
普通、日本人がスイスチームに来て
自分の成績が落ちて行く中で
他国の選手の勝利を心から
『おめでとう』
と言える選手は少ないと思う。
だけど今は私が心からフレンツィに
『おめでとう』
と言う事ができ、フレンツィから力をもらえる。
彼女が勝てるということは
私も勝てるということを
彼女が教えてくれて見せてくれる。
そうやって切磋琢磨できる事が素晴らしいと思う。
2年前、クリスチャンが言っていたことがある。
『負けを知る事も大切』
負けを知り
勝つことができる。
負けを認めること
そしてそこから
前向きなことを見つけること
そして前へ進むこと。
そんな風にして強くなっていきたい。
長々と書きましたがこんな充実したレースでした☆
良いニュースはもう少し待っていてください!
そして次は14日にある
nedazのヨーロッパカップに出ます。
次のワールドカップと同コースであるので
出場することにしました。
そしてヨーロッパカップというチャンスを
もう一度アメリカの時の様に試してみようと思います。
やっぱり自分の力を100%出して戦ってタイムを見てみたい。
こんな風に
今は引き出しを
増やすことが出来ています。
もちろん、
オリンピックでもワールドカップでも勝ちたい。
だけど私は1年でも長く
1日でも長く世界のトップに居続けたい。
今だけの強さではなくて
息の長い選手になっていきたいです。
智香
レースを終えてスイスから戻り。。。
さてレース報告をブログにアップ!と思い
パソコンを出したけど。。。
充電器をオーストリーに忘れてきて
またネットができない(泣)
またまた携帯からアップしています(苦笑)
苦手な携帯からなので。。。
誤字脱字、乱文を許してください。
実はアメリカの2戦。
今までやってきたものを
全て出し切ってダントツ的なタイムだして
シーズンをスタートしたかった。
それを春からずっと計画していました。
それはシーズン始めにしか
試す事ができないこと。
だから思い切ってそれをやってみました。
それが転倒という形につながったことで
今回のレースは8割でまずは確実に
予選を通過しようと思い滑りました。
予選1本目2位。
正直、本当に大事に大事に滑って
そして一回、お尻をついてしまい。。。
滑っている感覚で
結構遅いかなぁ?と思いながらゴールしました。
そして電光掲示板を見ると『1』
ゴールした時点で1位。
その後マリオンに抜かれ2位で2本目へ。
正直このタイムには
『あれ?』と。。。
予想したよりも良いタイムに
びっくりしました。
そして思ったこと。
確実に自分自身の100のレベルが上がっていることを
確かめることができました。
昨季は全てが『自由』だった。
そんな状況で100%の力をだした
昨季の予選タイムと
今回の予選タイムは全く内容が違う。
そして2本目。
1本目と同じ様に滑ったけど
予選の時に書いたちょっとした『アクシデント』
これは並走していた隣りの選手が転倒して
私のコースへ寄って来たのが見えて
それを交わそうとして
無駄なターンを1ターンしてしまいました。
滑っているなかで
隣りの選手が視界に入って来たことで
明らかに1ターン多かったことは確か。
だけど。。。
それが抗議で再走できるという確約はなかった。
相手が私のライン上にいるのか定かではなかったし
もし止まって再走が認められなかったときは
決勝という舞台がなくなる。
一瞬の判断だったけどゴールすることを選択しました。
そのあと。。。
ビデオを見た時に
『再走すれば良かった』と思ったけど。。。
予選を通過すれば全てが可能。
そう思い14位で決勝へ向かいました。
これも長い目で
選手として良い経験をさせてもらいました。
決勝1本目。
カナダのlooとの対戦。
1本目0.44秒遅れてゴール。
2本目はコース中盤で追いついた瞬間の
斜面変化で抜けてしまい
敗退しました。
こんなレース展開でした。
今回のレースで思ったこと。
私は全てが完璧じゃないと満足できない。
いつも1番じゃないと納得できない。
予選1本目の2位のタイム。
フィーリングとしては全く駄目なのに
なぜこんなタイムが出たんだろう??
そんなことも考えたし。
それと同時に自分の力が確実に上がっていることを感じる事もできた。
昨シーズン、素晴らしいシーズンを経験させてもらい
今年はさらに多くのことを学んでいます。
昨季、ずっと戦った
アメリーとドリス。
もちろん、悔しいです。
だけど、目指すところはたった一つ。
ソレに向かって全てのことを糧にして
頑張って行きたい。
今までそうやって一歩一歩階段を登って来たから。
立ち止まることはあっても
その階段を降りることを考えた事はない。
いつもいつも前だけを見てこれからも
一歩一歩上がって行きたい。
クリスチャンに言われた言葉。
『今の成績に全く心配していないよ。
100%じゃない状況でこれだけのタイムが出るんだ。
100%になる日はそう遠くない。
その日をただ楽しみに待っているよ』
その通りだと思う。
そしてフィリップ。
今回のレースに約3年ぶりに復帰。
そして14位で予選通過。
ヘルニアを抱えて
3年間思う様にレースに出られなかったフィリップ。
正直、私はフィリップの復帰はないと思っていました。
私なら諦めていると思う。
スタートるするたびに『金メダリスト』として紹介される。
全盛期の時の滑りではないけど
それでも可能性を信じてた戦うフィリップの姿は強い。
そして彼のメンタルの強さ。
本当に素晴らしいと思う。
フィリップが予選通過した時は本当に嬉しかった。
そしてフレンツィ。
アメリカでの優勝に続き、今回も3位。
フレンツィも2シーズン苦しいシーズンが続いていた。
ここ2年は私の方が成績が良かった。
フレンツィはいつもどんな時も笑って
『おめでとう』
と言ってくれたこと。
普通、日本人がスイスチームに来て
自分の成績が落ちて行く中で
他国の選手の勝利を心から
『おめでとう』
と言える選手は少ないと思う。
だけど今は私が心からフレンツィに
『おめでとう』
と言う事ができ、フレンツィから力をもらえる。
彼女が勝てるということは
私も勝てるということを
彼女が教えてくれて見せてくれる。
そうやって切磋琢磨できる事が素晴らしいと思う。
2年前、クリスチャンが言っていたことがある。
『負けを知る事も大切』
負けを知り
勝つことができる。
負けを認めること
そしてそこから
前向きなことを見つけること
そして前へ進むこと。
そんな風にして強くなっていきたい。
長々と書きましたがこんな充実したレースでした☆
良いニュースはもう少し待っていてください!
そして次は14日にある
nedazのヨーロッパカップに出ます。
次のワールドカップと同コースであるので
出場することにしました。
そしてヨーロッパカップというチャンスを
もう一度アメリカの時の様に試してみようと思います。
やっぱり自分の力を100%出して戦ってタイムを見てみたい。
こんな風に
今は引き出しを
増やすことが出来ています。
もちろん、
オリンピックでもワールドカップでも勝ちたい。
だけど私は1年でも長く
1日でも長く世界のトップに居続けたい。
今だけの強さではなくて
息の長い選手になっていきたいです。
智香
この記事へのコメント
1. Posted by イサム 2010年01月08日 10:21

勝負事ですからアクシデントは付き物だと思います。
このブログを読んでいてとても前向きな内容に安心しています。
次のレースも頑張ってください。
応援してます^0^
道新にちゃんと写真付きで記事が出てましたよ!
2. Posted by チャビン 2010年01月08日 13:23


これからも、その調子でガンバってネ

チャビンより
3. Posted by 海辺のアライグマ 2010年01月10日 13:12
私も内容を読んで安心しました。
世界一になりたいから!
と直接聞いたときの事が忘れられません。
この記事も元気、勇気付けられました。
ずっと、息の長い世界一でありますように。
応援しています。
世界一になりたいから!
と直接聞いたときの事が忘れられません。
この記事も元気、勇気付けられました。
ずっと、息の長い世界一でありますように。
応援しています。