竹内智香　オフィシャルブログ

こんにちは
ブログをずっとアップしていなくてごめんなさい

昨日、23日にカナダケベックに入りました

　全ての出来ごとには意味があるということ
　起きた出来事は必然的なこと
　起きる出来事は自分が引き寄せたこと

そんな風に考えることが得意だと思う。

だからそう考え続けよう。



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外傷性気胸になりました。

1月11日
最初は背中と肺が痛く
そして肺のゴロゴロとする異音。。。
呼吸がどんどん苦しくなっていき

その痛みが引かないため
1月14日に病院に行きました。

1月25日までは飛行移動することが厳しいと診断された時
頭の中が真っ白になりました。

いつも楽観的な私も
今回は。。。
起きてる現実がよく理解できなかった。

責めても悔やんでも
泣いても怒っても
ポジティブなものは何もないから。

前向きに考える事
この経験が
また選手としての引き出しを増やしてくれる。

1日も早い回復をするためには
絶対安静でした。


ある意味いろんな事を冷静に考えられました。

そして久しぶりに
ひたすら頭の中で滑りました。

もしかしたら
実際に雪上に行く事よりもいいかも^^

そして自分が一番高いところにいることを
何度も何度もイメージしました。

そして毎日目を閉じて
肺が健康になることをイメージしました。

予定した通りではないけど
今の私にできる全てのことをしました。

スタートに立てることに感謝です。

そして今回の件で協力してくださった
たくさんの人たちに感謝です。

特にスイスでは
ドクター、看護師さん、そして友人に助けられました。

スタッフも最後まで前向きに一緒に過ごしてくれたこと。

できるだけ気分転換ができるように
気遣ってくれたり

コーチの子供には
子供のエネルギーをたくさんもらった気がする。
子供は状況がわからないから
いつもストレートに接してくれる。


今年はなかなかスムーズにスタートができない。
どんなシーズンよりも完璧に準備しているのに
次から次へと起こる難題。

『どうして？？』
って思いたくなるけど

ある本に書いてあった
『通常時に力を発揮するのは当たり前。
　逆境にどう対処するかで本当の強さと進化が問われる』

きっとオリンピックで勝つ為に
たくさんの経験を積ませてくれている。

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こちらに到着して調整日が1日だったけど
到着後にスムーズにレースに入れるように
雪上の情報をくれたり、
ホテルのオーガナイズなどしてくれたヘッドコーチ。

雪上1日という中で
エッヂやワックスの細かな調整を
最大限にしてくれた広瀬さん。
そしてワックス情報を提供してくれた
日本チームのサービスマン。

可能な限りでフィーリングを取り戻せるように
コーディネートしてくれたフェリックス。

公開練習に出れなかった分、
雪質や斜面の情報を教えてくれたシモンやフィリップ。

本当に素晴らしい人たちに恵まれています。


明日、迎える世界選手権がとても楽しみです。
カナダに来れたこと、スタートに立てることに
こなんなにも大きな喜びを感じられる。

スポーツ、スノーボードの原点を改めて知ることができた数週間。

そんな日々に感謝して
明日もスタートに立ってきます

智香