竹内智香　オフィシャルブログ

こんにちは。

昨日の開幕戦、
予選1位、
そして2回戦で0.04秒敗退。
最終順位5位となりました。



昨日は予選と決勝で
180°違う世界を見ました。

予選
ーーー
ビックリするくらい余裕があり
大事に余裕を持って滑っても1位通過。
でも、不思議なことに
その余裕を使う引き出しがない。
今年は、身体がとにかく変化していて
滑っていても見える世界が全く違う
ターンとターンの間に余裕があり過ぎて
一瞬、時間が止まる
その止まった空白の時間を
更に有効に使えるようになったとき
一体、どんなタイムが出るのだろう？
と、ワクワクな気持ちです。
　できる全ての準備ができたとき
　さの先にはすごく大きなモノがありそうで
　その世界を見る事が今から楽しみです。


決勝
ーーー
予選の感触とタイムがあまりにも良過ぎて
確実に勝てると思った。
そしてインスペに入った瞬間に
その自信が迷いに変わりました。

昨季からシングルフォーマットルールになり
コース選びで何度も失敗し
コース選びにナーバスになっているのか
トラウマなのか。。。

でも、今年はその為に
コースインフォメーションスタッフとして
SimonとPhilippに来てもらっている。

予選後
彼らに『青』と指示された、
だけど、その言葉を信じることができなかった。

"言われたコースに入ると負ける"
というくだらない先入観が脳裏にあるのか
スタートに立つギリギリまで
コース選択を迷いました。
迷った結果、
レースそのものに集中できず
コース選びに集中してしまった。
何度も何度も
スタート前に集中しようと思っても
昨日は決勝で集中することができなかった。。。

レース後に
『智香、俺らをなんで呼んだ？
　俺らは予選女子、男子全てを見て、
　そしてさらにコースを分析し
　智香の性格とライディングを見て
　青と選択した。
　それでも他のコースに行くのであれば
　コースインフォメーションスタッフは必要ないだろう』
と。。。
その言葉　、本当にその通り。
”コース選び”という仕事は
現場（コース）にいる
彼らに全てを任せて
私は滑りに全力を尽くすべきだったと。

新しいスタッフとスタートした今季。
予選では
春から準備してきた全ての事が
正しかったと確信させてもらうことができ、
決勝ではドカーンと
宿題を出されたような感覚です。

宿題をもらえることは
まだまだ伸びるということでもあるけど
常に100点満点以上を取れる準備をして
スタートに立つことが一番。

何か小さなスイッチで
大きく変われそうな感覚なので
それを早く見つけられるように
頑張ります。

みなさんへの良いご報告
長い時間を待たせることなく
早く届けられる様に
頑張りますます！

智香