2020年12月22日

Carezza


こんにちは
2戦を終えて
3戦目は開催国スイス。
レースコースで練習を数日させてもらって帰宅

12月に入ってから全エネルギーを使った感じで
今は雪上から離れ
フィジカルトレーニングでリセット中です

第二戦Carezzaは12位でした。
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予選1本目の時点で確実に決勝に残れる
そう判断し予選2本目は確実に滑り決勝へ。

本来であれば
予選の2本ともしっかりと攻めて
予選上位で決勝に行きたいとところですが
まだ、イマイチ
その攻める感覚が掴めていない

練習で良い滑り、タイムを出して得る自信と
レースで得られる自信というのはまた違う。
こればかりは
レースの中でレース感を取り戻すのみです。

練習の滑りに比べると
レースで出せている滑りは60%。
大切なのはこの60%の滑りを
“コントロールして60%”
にしているのか
“ただ、攻めきれずに60%”
なのか。
同じ60%でも内容が大切。

現時点では後者です。
これを前者に切り替えていくことが
次のステップでもあるかな。

ただ、大きな手応えとしてあるのは
ある程度、抑えた状態でも確実に決勝に行けるということ。
しっかりと
ステップアップして行きたいと思います。

そして
チームメートのLadinaが2位
一緒に練習をしている選手が表彰台に上がるというのは
とても大切なこと

これが強豪国がどんどんと育つ
要因の一つだと私は思っています。


2年と9ヶ月ぶりに復帰した私にとって
彼女たちが予選で上位タイムを出すこと
そして表彰台に上がってくれることは
とても大きな励みになっています

普段からトレーニングを一緒にしていることで
彼女たちとのタイム差を知ることで
世界の中で自分の居場所がわかる。

改めてチームの環境に感謝です。

2シーズンお休みした事と
FISのルールが改正されたことで
まだまだスタート順は後ろ

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Carezzaのこの景色が大好きです
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スタートからみるこの景色。
“戻ってきたんだな“
そう改めて感じる景色でした
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レースに入る前にはPCR検査。
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2018年の平昌五輪の後から
何度か雪上に戻る努力をしていました。
期待してくれる人たち
待ってくれている人たちがいる
そう、思って復帰する方向に
一生懸命気持ちを傾けている時間があったけども
温かく見守り支え、待ってくださった皆様に
本当に感謝の気持ちです。

この時間がなければ
私は慌てて進退について考え
引退していたと思う。

もう一度
雪上に戻りたい、レースに戻りたい
そう思えるまでに
2年という長い時間がかかってしまったけど
気持ちが傾くまで
しっかりと雪上から離れて本当に良かった。

今は
心から競技者でいられることが幸せです。
そして
最高なチーム、スタッフ、スポンサー
応援してくださる皆様。
世界一と思える応援団と環境に感謝です。

智香


tomoka_t2007 at 15:08│Comments(1)clip!race 

この記事へのコメント

1. Posted by RS   2020年12月22日 20:20
たけ智さん、こんばんは!
お誕生日おめでとうございます。
北日本は大雪の状態です。
先日、関越道の一部区間が一時
不通となってしまいました。
年末年始には寒波が再来するそうです。
国内の「新コロ」感染者が今週の月曜日に
とうとう20万人を記録したそうです。
健康に留意して下さい。

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