2022年01月
2022年01月26日
Road to Beijing 2022 “CHAPTER5.THE LAST CHALLENGE”
YouTubeにアップしました。
Road to Beijing 2022
“CHAPTER5.THE LAST CHALLENGE”

進退に迷っていた2年半、
きっと心の奥底では
競技を続けたい気持ちが強くあったのだと
今はそう感じています。
最近、
取材を通じて、色々なことを聞かれ
過去の自分と向き合うことが多くあります。
なかなか復帰を決断できなかった理由は……
よく聞かれる質問です。
復帰をしても
もうワールドカップの決勝に行けないかもしれない
北京五輪の出場のための
選考基準をクリアできないかもしれない
応援・期待に応えることができるのか?
また世界のトップで戦うことができるのか?
という怖さがあったからだと思います。
それは平昌五輪を目指した4年間
怪我や不調も多く
2017-2018は決勝進出も厳しく
退く日が近づいてきている
という現実を
感じる瞬間でもありました。
だけど
2年半にたくさんの経験と出会いを通じて
強い自分も弱い自分も
しっかりと受け入れることができたからこそ
以前に比べて
自分自身に素直になれて
楽になれている自分がいます。
弱さや怖さを受け入れることができたからこそ
今の競技人生と強さがあると思っています。
“努力は裏切るもの“
だと私は思っています。
どんなに努力をしても
手に入らないもの、叶わないことが
沢山あるということを
競技を通じて、経験してきました。
ワールドカップや五輪のスタートに215回立って
勝つことができたのは1回。
表彰台に上がることができたのは14回です。
負けることの方が遥かに多い。
だけども
どんなに努力に裏切られたとしても
努力を信じ続けべきだということも
長い競技人生から
学ぶことができました。
競技の世界に戻るということは
たくさんの人たちのサポートがあって
初めて成り立つのがプロスポーツです。
だからこそ
復帰してから目標とする北京五輪までの1年半
最大限の努力を積み重ねることが
アスリートとしての責任であり
応援してくださる皆様への恩返しに繋がる
そう感じています。
それらの気持ちを大前提に
6度目の五輪は
自分自身に素直に自然体で
楽しみたいと思います。
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スノーボードは私にとって
たくさんのことを教えてくれる
教科書のような、人生の先輩のような存在です。
智香


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CHAPTER 1. COMEBACK
CHAPTER 2. JOY
CHAPTER 3. BE AN ATHLETE
CHAPTER 4. PASSION
2022年01月19日
6度目の五輪。

本日全日本スキー連盟が定める
選考基準をクリアし
正式に
北京五輪出場への内定を頂きましたことを
ご報告させていただきます。
2018年の平昌五輪から
2年半の休養期間、
そして復帰してからの1年半
いつでも、どんな時でも
変わらずはサポートしてくださった皆様に
心から感謝です。
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1月14日Simonhoheのレースが
オリンピック選考最終レースでした。
選手層の厚い国は国内での枠を争い
日本選手はSAJが定める独自の基準を目指し
それぞれの国や選手によって
五輪への道も様々です。
“五輪”とは?
5つの輪は世界の五大陸を意味し
5 つの大陸がスポーツを通じて友情の輪を広げる
いろんな意味があるなかの一つです。
そんな五輪の原点をもって
五輪に向かう関係者は
どのくらいいるのだろう?
と考えるこの頃です。
私は五輪の世界が大好きです。
なんとも言えない五輪の空間、
緊張感や勝ち上がっていく喜び
時には
目標を達成できなくても
学ぶことが山のようにあるスポーツの世界が
大好きだから
今も
子供の頃に見た夢を追いかけています。
スポーツ/五輪を通じて得られるものは
とても偉大で無限なモノです。
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そして今回はコロナ禍という中で
その大切な選考レースに
陽性となりレースに出られなかった選手。
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ワクチン未接種により中国で3週間の隔離を受ける選手。
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またIOCや中国の定めるコロナルールは満たしていても
それ以上に母国のコロナルールが厳しく出場できない選手。
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そして
これから内定した私たち選手も
PCR検査で陽性がでれば出場が不可能になる。
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いろんな状況下で
それぞれの五輪シーズンがあります。
だからこそ
一緒に戦い合う仲間に感謝しリスペクトしたいです。
スポーツは
戦ってくれる仲間がいるから
勝敗がありメダリストが生まれます。
競技の世界を離れた2年半に
様々な世界を見て学んだからこそ
今は過去の5大会とは違う価値観/視点で
五輪と向き合うことができています。
国を代表してメダルを争う事だけが
五輪ではないということ。
そして
それ以上に大切なモノがあるということを。
スポーツ/五輪は
国を超えて、
"同じ志を持つ"という
たった一つの共通点だけで
素晴らしい時間を共有し合える。
そこには
五輪精神、スポーツマンシップがあるからです。
五輪を通じて
友情を深め、平和の和を広げる
そんな思いが大切だと思っています。
メダル数や国別ランキングの目標は
一つの目標として持つべきものではあるけども
こんな時代だからこそ
それ以上に大切と思う
“五輪“の原点に戻って
スタートに向かいたいと思います。
それらの原点を大切にしてこそある
その先のあるメダルや勝敗の世界に向けて
全力を尽くし
勝負の世界を最大限に楽しみたいです。
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2022年1月19日
竹内智香
2022年01月11日
Road to Beijing 2022”CHAPTER 4.PASSION”

2022年
皆様にとって素晴らしい1年となりますよに

Road to Beijing 2022の続きを
YouTubeにアップしました。
Road to Beijing 2022
“CHAPTER 4. PASSION”
第二の競技人生。
そんな気持ちで競技の世界に戻りました。
子供の頃
雪の季節が大好きで
スキー/スノーボードに出会い
その時の気持ちと出会いが
今の競技人生に繋がっています。
大好きで始めたスノーボードから
五輪という夢を持ち
ひたすら
その目標を追いかけていたら
いつの日か
たくさんの人たち/スポンサーに支えられ
雪山が職場となり、スノーボードが仕事へと
変化していきました。
好きなことを仕事にできるという事が
どれだけ幸せで有り難い事なのかを
感じる毎日です。
雪山が私にとって最高の職場であり
滑ることが最高の職業であるということを
改めて知れたからこそ
今るある時間を大切に過ごしたいです。
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CHAPTER 1. “COMEBACK”
CHAPTER 2. “JOY”
CHAPTER 3. “BE AN ATHLETE”
