竹内智香　オフィシャルブログ

こんにちは＾＾


レース報告が遅くなってしまってごめんなさい。。。

すぐにアップしようと思ったんだけど。。。
まずは自分の気持ちを一つ一つ整理してからと思い
遅くなってしまいました。。。

今回のレース．６位。
予選1本目片側8位。
滑りの内容は良いものではありませんでした。
ここ１年半で
一番内容の悪い1本。
得るものが少ない１本。



とても悔しかった
開催国がスイスということもあって
本当に多くの人が応援してくれた。

朝から
『お誕生日おめでとう！
　一生懸命応援するから頑張ってね！』
って。。。
本当に大きな大きな声援。
母国かと思うほどの大声援。
その応援は
オリンピックや世界選手権を思い出すような
スタートにまで応援が聞こえてくる。

他の選手達には
『智香の国みたいだね。
　誰よりも智香の応援が大きいよ』

って。。。

きっと。
私はいろんな人たちの家に泊めてもらったり
ファンクラブの人や
スイスチームのみんなと家族の様に過ごしているから。。。
今回は知り合いが100人以上来ていたと思う。

そしてドイツ語の学校で知り合った友達
スノーボード仲間の日本人。
近所の人。

本当にたくさんの応援で
また1歩。。。
前に進むことができたのかな。


そして2本目。
とにかく自分の滑りに集中した。
大切なことは
『信じること』

というのは。。。
10月末に怪我をしてから
天気が良くバーンコンディション、視界が良い時しか
良いタイムが出てなかった。
条件が悪くなると。。。タイムが悪い。

特に北米からヨーロッパに戻ってきてから
条件の良いトレーニングができたのは1日。

視界が悪く、雪が柔らかい。。。
恐怖感がありました。
怪我をした時のコンディションと似ているから。。。
どこか思い切って滑ることができない。

それがイタリアからずっと続いていて。。。

ブログに
『雪が降り続いています』
と書きながら、とにかくコンディションが良くなることを願った。


昨年の８月からずーっと調子が良い状態できていて
こんな風に、少し壁にぶつかったのは初めて。
怪我がこんなにも感覚を狂わすものなのか？
と思うほどに。。。
焦る気持ちと不安があったのは事実。


決勝を迎えるとき。
ただ
『勝つこと』
だけを考えてスタート。

１回戦はドイツのアメリーと対戦。
仲良くしてる友達の一人。
彼女はトリノの銀メダリスト。
きっと。。。
今までの私だったら名前負けしていたと思う。

ただ、勝つことだけを考えて
勝ち取った１勝だと思う。

そして2回戦。
アメリカのゴルゴーンとの対戦。
１本目、失敗したけど
最終的に追いつく事ができて0.09秒差で2本目へ。
同じ様に勝つ事だけを考えて滑った2本目。
５ゲート目で失敗しました。
コースが短くタイム差がつかないコース。
絶対にミスの許されないコース。
そしてバンクができあがっていて、
そのバンクをうまく対処していたんだけど
ミスをした時は
板を吸収するタイミングがワンテンポ遅れてしまっての失敗。

2回戦で敗退。
6位。


昨日の6位という結果は。。。
悔しいけど
毎日、起こる出来ごとと
しっかり向き合い
一つ一つを乗り越えてきたから
得られた６位。

全ての出来ごとは
私自身を成長させてくれるということを
また改めて学ぶ1日でした。

もちろん、
満足はしていない。
だけど
納得はしています。

どうしても勝ちたい。

これからも一つ一つのことを糧にして
成長していきたいと思います＾＾

とってもとっても幸せな
12月21日でした＾＾


智香