CATEGORY : race

2022年05月03日

最終戦の写真

今日はシーズン最終戦の写真。

最終戦終了後にチームのみんなと集合写真。
JulieはSLの総合優勝でクリスタル
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Nevinは今季で引退。
Nevinとは年齢も近く
一緒にいることが多かったので
復帰をしてからの1年半
色んな話をたくさんしました。
楽しい時も苦しい時も
Nevinの支えは私にとって大きかったです。
ありがとう、そして次のステージでも
素晴らしいものとなりますよに
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そしてレース終了後に
チームから引退するNevinへ、
選手からお世話になったスタッフへ
色々とサプライズプレゼントを準備。
代表選手がメッセージを伝えて
記念品をプレゼントしたり
もう感動、涙、涙

そして、まさかの
スイスチームから私へのプレゼントもあって
驚いたと同時に
“スイスチームにいてくれてありがとう。“
と言ってくれて
スペシャルなプレゼントまでくれて
こんな素晴らしい仲間・友達に出会えたことに
改めて幸せだなぁと実感

この日は泣いたり笑ったり
大忙しな1日だったけど
心から幸せな競技人生に感謝です。
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そして日本チームの佐藤エミ選手も引退。
エミが小学生くらいの頃から知っているので
これだけ長い競技人生を一緒に過ごし
泣いたり笑ったりして過ごした仲間の一人。

エミに思い出に残るものを
と思い
ワールドカップ選手のサインをたくさん入れて
競技終了後にプレゼント
コロナ禍でバブルルールもあり
なかなか
日本チームと過ごすことができなかったけど
シーズン最後にみんなで集合写真
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そしてTeam ACT GEAR。
五輪イヤーはそれぞれの希望デザイン。
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素晴らしい仲間、スタッフと過ごした
充実した1年と8ヶ月のシーズンを
締めくくることができました。

SNSを通じて
コメントや“いいね“をくださった皆様
サポートしてくださった
所属企業をはじめスポンサーの皆様
支えてくださった全ての皆様に
感謝です。
ありがとうございました。


智香
.
.
.
※撮影時のみマスクを外しています。


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2021年03月12日

スロベニア


こんにちは

スロベニア/ログラで開催された
世界選手権とワールドカップを終えて
スイスの家に戻りました

世界選手権
PGS 7位。
PSL 13位。
PGS 予選1本目で転倒。

中国で開催される予定だった世界選手権が
コロナの影響でキャンセルとなり
スロベニアでの代替開催となりました。

ログラは一番と言って良いほど
PGSとして簡単なコース。
タイム差がつかなく、
求められるものは技術もですが、それ以上に勢い、
そんなイメージのレースです。
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五輪や世界選手権は
比較的長いコース、難易度が高いレースばかりなので
私にとっては
このログラでの世界選手権は
自分の長所を発揮しにくいコース
そんなイメージです。

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そんな中でも
調子が良かっただけに
メダルも狙っていたので
ベスト8というリザルトは
非常に悔しいレースではありますが
久々の世界選手権は
来季に向けて、そして五輪に向けて
とても良いステップになったと思います

ゴールのベストポジションには
BPのバナーもあって
たくさんテレビにも映りました
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ここからは
ここ最近撮った写真

ワックスルーム。
ボードのメンテナンスは
スイスのサービスマンに
サポートしてもらっています。
スイスチームのサービス空間は
ボードも綺麗に整理整頓できるように
全てがセットアップされています。
こういうプロフェッショナルな仕事スタイル
さすがスイス!と思ってしまう瞬間です

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部屋の壁に飾ってあって鹿のオフジェで
遊んでみました

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今回は片道9時間のロングドライブ。
Julieと一緒に移動
Julieが3位になったことで
コロナ禍で厳しい国境通過も
お花を見せれば書類チェックなしで
簡単に通過
さすがウィンタースポーツの国

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そしてココからは
世界選手権前の練習場所での写真たち
最高な景色最高なコンディション
世界選手権前に2回の雪上セッションがあり
1回目はスイスのGrindelwaldsにて。
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Grindelwaldsという観光名所。
景色もコースも環境も最高でした。
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パラレルスタートゲートを使っての練習
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スタートではレースのように
サービスマンがサポートしてくれる
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モービルでの練習は
効率が最高です
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レストランは全てクローズなので
お昼ご飯はテイクアウトで
外でピクニック気分
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ゴンドラ降り場にあった牛
滑り台になっていて
口が出口
こんな遊び心も最高
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スイスチームスタッフの
粋な計らいでホテルは五つ星ホテル。
ホテルの皆さまのサポートに感謝です
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2014年に
当時の皇太子さまも宿泊したホテル。
この時、スイスと日本の国交100周年ということで
皇太子さまがスイスへ
この時皇太子さまはスイスの皆さんに

“竹内智香がメダルを取れたのは
 スイスの皆さんの
 サポートがあったから“

と感謝の言葉を伝えてくださったこと
一生忘れません。

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チームに集合するたびに
コロナテスト
もはや日課になりつつあります
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そしてスロベニアに入る直前の
2回目の雪上セッションは
オーストリアで3日間合宿。
コロナ対策でホテル全て貸切という
スイスチームらしい行動力

お部屋から見える景色も最高です

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貸切なので、ホテルの方が
“全部を家のように使っていいよ“
と。
伸び伸びと快適生活でした
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最後に集合写真
お食事もお部屋もホスピタリティも
全てが最高で
快適な調整合宿になりました

スイススタッフは
選手に最高な環境を提供しようと
1000000%の努力をしてくれる。

だから選手も最高な滑りで恩返しをしようと思う。

そんな最高な素晴らしいチームです
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たまにある、チームのフィジカルトレーニング
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オフの日のお散歩での一枚
スロベニアはコロナバブルルールで
ホテルエリアから出ることが禁止。
近くに塔ができていて、
ここがお散歩コースになっていました。
行くところがないから
選手たちみんながココに集合
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クラウディアと遠近法写真
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シーズンももう少し

最終戦のPSLは出場しないで
帰国するつもりでしたが
SLも成長中なので
エアチケット変更して出場することにしました

そして
こちらに来て半年。
日本に帰国したい
って気持ちが強くなると思っていたけど
そうでもないことにビックリ

帰国しても
隔離ルールがまだ厳しいので
こちらにもう少し滞在して
来季に向けて
マテリアルテストをしっかりしよう。

そして
スイスチームのコロナルールが厳しく
スイス家族やこちらにいる友達とも
全く会えてないから
全レースを終えて
みんなに会いに行けることも
今は楽しみの一つにもなっています

来季に向けてのミーティングや
ビザの手配、全ての準備をして
2021-2022、スムーズに始動できるように
しっかりと準備をして
帰国しようと思うこの頃です

智香


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2021年02月11日

第二の競技人生 初の表彰台

こんにちは

ブログをこまめにアップする
と思っていたものの
この1ヶ月間
パソコンに向き合う時間が多過ぎて
疎かになってしまっていました

さて!
ようやく第二の競技人生で初表彰台
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2018年3月に競技の世界から離れ
また競技の世界に戻ると決めるまでに
2年半かかりました。
そして2020年12月に2年9ヶ月ぶりに
ワールドカップのスタートへ

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技術的なものやフィジカルは
メニューをしっかりとこなし
良い練習環境に身を置けば
意外にも早く取り戻せることに対し
メンタル的なもの、
レース感を取り戻すことは
想像以上に難しいです

私と同じように3季ぶりにcomebackした
オーストリアのユリアとも話をよくするけど
彼女も同じように感じているようです。
もっと簡単に上に行けると思ったけど
そんなに簡単ではなかったと。

そんな風に
同じ境遇で話ができる選手がいたことも
よかったです

3季という時間の重さも感じています。

そんな事もあって、
今季はSLに出場するつもりはなかったけど
レース感を取り戻すために
SLのワールドカップやヨーロッパカップにも出場して
レース感を取り戻すことにしました。

正直
得意としないSLの練習やレースは
一歩間違えると
メンタルがどん底になります。

この1ヶ月間、SLが続く中で
そのメンタルコントロールが
一番難しかったと同時に
最高な
起爆剤になったとも思っています。

やはり
負けることが怖いです。
何かを失うことが怖いです。
だけども
それと向き合わないことには
前に進めない事も頭では理解しています。

若い時は
どんどんと成績が上がり
勢いだけで過ごせる時間がある。
負ける、失う怖さがない。

そして
一定のポジションに行くと
その怖さと向き合う時が必然とやってきて
今度は苦しくなる時間もある。

だからこそ
今の私にとって大切なことは
過去のリザルトは全て封印し
第二の競技人生として
挑戦者として新人としてスタートに立つこと。

これらの経験は
この先、チームを率いる立場になったときに
これからの選手たちのサポートにも繋がる
そう感じています。


今回の表彰台は
スイスチームと練習をして
ここまで引き上げてくれたから
だから上がることができた表彰台です。
改めて“チーム“がどれだけ大切か
痛感する日々です。

SLでタイムが出なくて
結果が出なくて
凹みそうな時も
いつも前を向ける言葉をかけてくれたり
遅い私とパラレル練習してくれたり
そんなチームメートに
心から心から感謝です。

第二の競技人生。
学ぶことが山のようにあります。
そして
心から雪上に行くことが
スタートに立てることが嬉しい。

こういった気持ちで
もう一度スノーボードと向き合えていること
これが表彰台よりも
何よりもの喜びです。

改めて
ここまで進退を迷わせてもらえたこと
その時間を与えてもらえたこと
変わらず信じて
応援してくださる皆様がいることに
心から感謝です。

レースはこちらから見れます。
Julieと二人で表彰台に上がれたことも
最高でした
準決勝のゴールで
“ダブル 表彰台!表彰台で会おう!“
そんな言葉をかけて
それぞれ
ビックファイナルとスモールファイナルに
進みました。

レースの動画はこちらからみれます


コロナ禍、そしてそれに加えて
厳しい天候の中
最高なレースを運営してくれた開催会場に
感謝です。
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この日、強風で7時半から11時まで待機。
間違いなくキャンセルになると思って
この時は写真撮影を楽しんでました
午後から快晴。
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Bannoye Lake。
宿泊施設の周りは塀で囲まれていて
スキー場に行くときのみ
シャトルバスで行き来が可能。
それ以外は塀の中で過ごす。
そんな生活でした。
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そんなロシア生活でした。

さて
ロシアからスイスに帰国し
快適スイス生活。
次の世界選手権までは一旦雪上から離れて
しっかりとリフレッシュして
フィジカル作り直しです

智香



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2020年12月22日

Carezza


こんにちは
2戦を終えて
3戦目は開催国スイス。
レースコースで練習を数日させてもらって帰宅

12月に入ってから全エネルギーを使った感じで
今は雪上から離れ
フィジカルトレーニングでリセット中です

第二戦Carezzaは12位でした。
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予選1本目の時点で確実に決勝に残れる
そう判断し予選2本目は確実に滑り決勝へ。

本来であれば
予選の2本ともしっかりと攻めて
予選上位で決勝に行きたいとところですが
まだ、イマイチ
その攻める感覚が掴めていない

練習で良い滑り、タイムを出して得る自信と
レースで得られる自信というのはまた違う。
こればかりは
レースの中でレース感を取り戻すのみです。

練習の滑りに比べると
レースで出せている滑りは60%。
大切なのはこの60%の滑りを
“コントロールして60%”
にしているのか
“ただ、攻めきれずに60%”
なのか。
同じ60%でも内容が大切。

現時点では後者です。
これを前者に切り替えていくことが
次のステップでもあるかな。

ただ、大きな手応えとしてあるのは
ある程度、抑えた状態でも確実に決勝に行けるということ。
しっかりと
ステップアップして行きたいと思います。

そして
チームメートのLadinaが2位
一緒に練習をしている選手が表彰台に上がるというのは
とても大切なこと

これが強豪国がどんどんと育つ
要因の一つだと私は思っています。


2年と9ヶ月ぶりに復帰した私にとって
彼女たちが予選で上位タイムを出すこと
そして表彰台に上がってくれることは
とても大きな励みになっています

普段からトレーニングを一緒にしていることで
彼女たちとのタイム差を知ることで
世界の中で自分の居場所がわかる。

改めてチームの環境に感謝です。

2シーズンお休みした事と
FISのルールが改正されたことで
まだまだスタート順は後ろ

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Carezzaのこの景色が大好きです
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スタートからみるこの景色。
“戻ってきたんだな“
そう改めて感じる景色でした
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レースに入る前にはPCR検査。
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2018年の平昌五輪の後から
何度か雪上に戻る努力をしていました。
期待してくれる人たち
待ってくれている人たちがいる
そう、思って復帰する方向に
一生懸命気持ちを傾けている時間があったけども
温かく見守り支え、待ってくださった皆様に
本当に感謝の気持ちです。

この時間がなければ
私は慌てて進退について考え
引退していたと思う。

もう一度
雪上に戻りたい、レースに戻りたい
そう思えるまでに
2年という長い時間がかかってしまったけど
気持ちが傾くまで
しっかりと雪上から離れて本当に良かった。

今は
心から競技者でいられることが幸せです。
そして
最高なチーム、スタッフ、スポンサー
応援してくださる皆様。
世界一と思える応援団と環境に感謝です。

智香


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2020年12月21日

第二の競技人生の幕明け。


こんにちは

第二の競技人生がスタートしました。
8月1日に競技生活に戻ることを公表してから
本格的にフィジカルトレーニングを始め
9月に雪上に戻り
11月からはスイスのビザを取得して
こちらに生活拠点を移してスタートしました。

開幕戦は8位。
まずまずの内容だったと思っています。
もちろん、過去のリザルトを振り返れば
“普通“なリザルトではありますが
2年と9ヶ月という時間は
思った以上に大きなブランクでした。

こちらが決勝の滑りです。
なんと第二の競技人生初の決勝は
スタートゲートにぶつかって出遅れるという
なんとも新人らしい失敗
ギリギリ勝ち上がれてよかった

フィジカルや技術は日々の練習の積み重ねで
意外にも早く取り戻せるものでした。

しかし”脳“のブランクは
思った以上に大きかったです。
2年9ヶ月もの間、
一般の生活をしていたので
レースのような緊張感から
だいぶ遠ざかった生活。
久々のレースはメンタルストレスを
とても強く感じました。

一緒に練習しているスイスチーム選手たちと
練習で互角のタイムで滑れていることで
自信は得ているものの
久々のレースは緊張しました。

私はスタートが後半だったのですが
最初に滑ったスイス選手が1位、2位、5位という
好成績でスタートし
私のスタート前に
その情報がスタートに上がってきたことで
自信と勢いを分けてもらって
スタートすることができました。

こういったところが
トップチームの魅力です。

そして
多くの選手たちがwelcome backと
声をかけてくれて
地元のTVや会場のスピーカーも
みんなが受け入れてくれたことが
とても嬉しかった。

9月に雪上に戻った時は
正直、
予選通過がギリギリかなと思いました。
そのくらいブランクは感じていましたし
そう甘くない世界であることも
十分に理解しています。

今回のレースに向けての雪上日数は25日間。
フリーラン5日間
GS14日間
SL6日間

この短期間で
ここまで戻ってくることができたのは
チームメート、コーチ、サービスマン、トレーナー
スポンサー、応援してくださる皆様
みんなが同じゴールに向かい
全力で私をサポートしてくれたから。

そんなプロフェッショナル集団に囲まれていること
心から感謝です。

決勝前のインスペクション。
この景色が懐かしい。
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こちらは予選前。

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10代の頃以来の後半スタート
今季からFISのルール改正でポイントについて
色々と変わったので
今度詳しくアップします

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レース前日のコントレでの写

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Cortinaの街。
例年であればクリスマスマーケットで
盛り上がっているけど
今年はコロナの影響で静まり返っていました

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そして日本から撮影に来れないので
一人インタビュー
インタビュアー、カメラマン、受けて

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たくさんのスポンサーに支えらて
活動できていることに感謝です

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シーズンに入るまで
本当に恵まれた練習環境でした。
ここは開幕戦に入る前に練習した山

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ヨーロッパ中が大雪で
練習環境が厳しいなか
天気予報をチェックしながら
最高な練習環境となったDavos

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最高な練習環境を提供してくれた
チームスタッフに感謝です。
そしてスイスチームに合流してから
タイムが離されている時
色んなアドバイスをしてくれたり
叩きのめされている私を
いつも前向きに引っ張ってくれたメンバーに
心から感謝です。

そして
復帰に向けて応援してくださった皆様
ありがとうございました。

さて、次はCarezzaブログアップします


智香


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2018年01月30日

Rogla と Banko

こんにちは!

ミュンヘン空港に到着し
乗り継ぎ時間5時間です。
大好きな日本に
大好きなANAで帰れることが
今からとっても楽しみです

前回にブログをアップしてから
RoglaとBanskoの4戦を終えました。
14位、15位、19位、20位。
スッキリしないリザルトと滑りに
もちろん、悔しさも怒りもmaxです。

年末からアレルギー反応がでていて
年明けから嫌な予感は的中し
体調を崩してしまいました。
今季はとにかく“身体”のトラブルが多い。

もちろん、コンディショニングも
アスリートとして大切なことであり
それも実力の一つ。

だからこそ、
それらも引っくるめて
1月の結果はそれが全てです。

1日でも早く良くなるように
ヨーロッパで病院を回るものの
薬がもらえずに
3週間、咳喘息が続き
なかなか眠ることができず
回復に時間がかかってしまいました。

Roglaの前に帰国する事も考えたけど
それでもやっぱり
目の前にあるレースに出場してトライしたかったし
今、こうして終えてみて
その選択が正しかったとも思えるほどに
収穫もありました。

起きた出来事に対して
なぜ今?

と。。。自問自答してしまうけど
起きてしまっている出来事は必然であり
それらも全てプラスに変えられる。

これが、私の考え方であり
どんなことがあっても
諦めずに全てを乗り越えてきたからこそ
そう考える。

だけど、
今回は流石に
気持ちが何度も折れました。

折れてはまた立ち上がる。

そんな繰り返しだったけれども
この全ての経験も
シーズン最後に笑える出来事に変えられたら
結果okなのです。

これが2月ではなくて良かった。

捉え方を変えれば
スノーボード始めて
一番の絶不調を感じたものの
それでも
14/15/19/20位。

100%の滑りをして
ギリギリ予選通過、
ギリギリ、ベスト8という結果であれば
途方に暮れて
出口のないトンネルに入ってしまうけど
まだまだ先に見えるものがあり
明確に改善していけるものがあるから
日本に帰って
しっかりと充電しリセットです。

目指すものは変わらず
五輪での金メダル。
応援してくださる皆さんにも
変わらずに願い続けて頂けると嬉しいです!

簡単に終われないこと、
簡単に諦めないこと
0.01%の可能性を100%に実現すること。
これが私らしい人生で
今までもそうやって
結果を積み重ねてきたと思うと
今回、ぶつかった壁は
今まで経験してきたものに比べれば
小さな壁と感じられる。

一緒にいてくれるスタッフも
みんなが欲しいものは金メダル。
その共通目標のために
今日まで過ごしてきたから
皆も悩み、苦しんだはず。
時にはぶつかり合う事もあるけども
それは全員が本気だから
だから最終的には
同じ終着地点を目指して頑張れる。

そんな人たちに支えられている事に感謝です。

久々の日本がとっても楽しみです!
美味しいもの食べたいな!

まずは
しっかり充電しよ!
智香

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2017年12月19日

イタリア3連戦!

こんばんは

イタリアでの3戦を終えて
帰国しました
2017-12-16-20-27-50


今回の3連戦、
歯車をピッタリと合わせることができない
悔しい結果となりました
2017-12-17-03-05-36


W杯に出始めて20年近く
当たり前のように予選通過し
当たり前のようにタイムが出る。
その当たり前が
年に一度、
足元を救われるように
失われる瞬間があります。

そして
その後にまた必ず強くなれる自分がいる。

今回のGS1戦目は
予選で戦える手応えを掴んだのと同時に
決勝では勝てると思った瞬間に
勝利が離れて行きました。

改めて最後まで全力で滑ることの大切さ、、、
何年競技をやっているのだろう?と
自分への怒りが大きいですが
久々に良い薬をもらった気がします。

そして
出場を予定していなかったSLでは
改めて初心に戻ることができたレースでもありました。
大きなものを期待していないから
背負うものがない開放感。
久々に無心で1ゲート1ゲートを滑れた気がする。

GSは自信が過信となり
SLでは初心に戻り伸び伸びと滑ることができました。

全くの異なる2つのレースから
それぞれに生きるものを学べた3戦でした。

年明けからは
みなさんに良いご報告ができるように
引き続き頑張ります!
どうか、
安心してリザルトを待っていただけると嬉しいです
応援よろしくお願いいたします

智香

P.S.
carezzaでは
過去の優勝者の名前が入った
ゴンドラを作ってくれました
2017-12-13-23-53-51



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2017年03月08日

Kayseri 久々の2位。

こんばんは

トルコでのW杯を終えて
オーストリアに移動してきました
ソチ五輪以来の2位。
やっと戦えるところまで戻れたことが
何よりです。
2017-03-05-18-14-40


大会レポートはこちらから
動画はこちらから見られます

ソチ五輪以来の2位。
最後の決勝は0.03秒及ばず。。。
悔しい結果となりましたが

ソチ五輪を終えてから
環境/マテリアル/トレーニング、様々なことを
積み上げてきたものを一度崩す覚悟で
大きな伸び代の可能性に期待して、信じて
新しいことに挑戦し続けてきたことが
ようやく形になりつつあります
まだまだその挑戦の過程の道を
歩いている途中だけど
ようやく、ここにきて
戦える手応えをつかみ始めることができました

ブルガリアでの表彰台とは違って
今回は
しっかりとコントロールしながら
勝ち上がることができ
そして勝ちにいける手応えをつかめたことが
前回の表彰台以上の収穫。

前十字靭帯の再建手術をしてから
もう少しで1年。

つくづく
この怪我から学んだことが多く
そしてこんなにも順調に
復帰でき、今こうして戦えるレベルに戻れたことは
ドクターを始め、トレーナー、
そして変わらず、焦らず、信じて
支え応援してくれた沢山の人たちの力のおかげ。

次から次へと起こった難題に対して
”どうして?”と
時には喜怒哀楽の調和が
乱れそうになったこともあったけど
どんなことも必然で
それらは考え方や向き合いかたによって
素晴らしい経験となり、
価値ある財産になるんだと。
そして日々の積み重ねは
スノーボードの神様が
ちゃんと見てくれているんだと
改めて感じる毎日です


さて!
明後日には世界選手権会場のスペインへ移動!

トルコが終わってから
雪上トレーニングすることも考えましたが
雪上では非常に良い感覚を得られているので
こんな時は勇気を持って雪から離れることも大切。
毎日ジムに通って
次のレースに向けて
フレッシュは体でスタートに立てるよに
準備の毎日です

ここのジムは
いつも無料で使わせてもらっていて
とてもありがたい環境です
この私が着ている
アンダーアーマーの白のウェアも
春夏新商品です。
柔らかくて肌触りが良くて
とっても気持ちよい
2017-03-08-17-29-30


ずっとバスタブに入れてなかったから
久々のバスタブが嬉しい
2017-03-07-03-34-54


智香

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2017年02月19日

韓国プレ大会と日本滞在

ブログのアップがなかなかできず
遅くなってしまってごめんなさい

ブルガリアのワールドカップを終えて
韓国のプレ五輪、
テスト大会に行ってきました

到着した日が五輪の開会式から丁度1年
1年前にこの地に居られることが
なんだか幸せですね
2017-02-09-16-22-15


韓国の会場は素晴らしいコンディション。
雪質、コースレイアウト、
全てが私好みで
この会場を見て改めて
続けて良かったと、
五輪に向けてより頑張ろう!
とスイッチが入りました

プレ大会は7位。
なんだか不思議で
ソチ五輪の再現かのような
ものすごく似たレース展開でPatiとの対戦。
来年の今は
必ず私が一番高いところに立っているんだと
そんな思いで
このレースを終えました

ここから1年。
たくさんの人たちに期待してもらえるよに
そして
金メダルを期待してもらえるような選手になれるように
精一杯頑張るのみです

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プレ大会ということもあり
メディアの皆さんもたくさんきてくれました
取材を受けるfelix。
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メディアの皆さんと行った
スケート会場。
ここは私たちの会場とは違って
五輪の雰囲気を満喫できました
2017-02-11-16-06-04


体験コーナー。
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マスコットとも
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五輪グッズ
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この熊は
心を安らかにしてくれるそうです
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ここから毎日
確実に一歩一歩
歩んでいこう
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ーーーーーーーーー
そして帰国してからは
トレーニングに通う毎日
年末年始の脳震盪の影響が
思いの外大きくて。。。
この日本滞在の10日間にしっかり上げられるように
毎日、ジム通い

その合間に
先日、横浜でやっているSBJに行ってきました
SWIX
2017-02-14-16-11-26


GIRO
世界選手権は
このヘルメットとゴーグル使います
2017-02-15-11-45-06


BMZ
カーボン入りの新しいインソール!
最高です
2017-02-15-11-45-22


ACT GEAR
来年は五輪モデルが発売されます
私は桜カラーを使います
2017-02-15-11-45-54


PICTURE
来年も可愛い、かっこいい、オシャレな
デザインが勢ぞろい
2017-02-15-11-46-28


2017-02-18-16-53-12


ーーーーーーーーー
RICHARD MILLEへも行ってきました
五輪イヤーにつける新しい時計はゴールド
楽しみだな
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そして次の遠征に向けて
FTC TOWAKOからも
たくさんの化粧品が届きました
しっかりケアして
選手として女性として美しく
表彰台に上がれるように頑張ろ
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いよいよ1年。
ここからのカウントダウンが
本当に楽しみです

智香




tomoka_t2007 at 09:09|PermalinkComments(4)clip!

2017年02月06日

2年ぶりの表彰台。

こんにちは。

スロベニアで1戦。
ブルガリアで2戦。
終えて今はフランクフルト空港です。

cortinaのレースで転倒し
脳震盪を起こしてから
少しずつトレーニングを開始し
1月28日のスロベニアのレースに向けて
着々と準備ができ
ある程度自信を持って
スタートに立つことができました。

だけども。。。
予選1本目で小さなミスを2つしてしまい
いつもなら気にしないミスなのに
なんだかシックリとこない感触に
自信が持てず
予選2本目もそれを引っ張ってしまい予選落ち。
GSの予選落ちは何年ぶりかわらないほで
さすがにショックでした。



そして迎えたブルガリアの1戦目
ミスが続く悪いサイクルに入っていくかのように
同じく予選1本目で失敗。
ギリギリで予選16位で通過するものの
圧倒的な力差で敗退。


さすがに、、、2戦、
しかも得意なGSで続くと凹みました

凹みそうだったけども
できるだけ外に出て
勢いのある選手たちと一緒に過ごさせてもらい
友達に救われたようにも思います。

時々一緒に練習するオーストリア人達からは
“普段は智香の方が練習で速いんだから
 必ずまた表彰台に戻れるよ。
 私にできるんだから智香にもできる”

ライバルからの一言。
なんて嬉しい一言だったか。
どれだけ救われたか。

これ以上、負のサイクルには入りたくない。
特にプレ大会の韓国の前にまでは
一度は表彰台に戻っておきたくて。

とにかく攻めることだけを考えてスタートしました
決して良い滑りではないけど
予選1本目で2位、予選2本目で全体の6位。

雨が降り、非常にタフなコンディションで
もっとも苦手とする状況。
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そんな中でも表彰台に上がれた要因は
信頼できるマテリアル
それを管理してくれる安井サービスマン。
結果が出ない間も
ずっと変わらずコーチングしてくれるfelix。
膝を手術してくれたドクター。
そしてリハビリに関わってくれたトレーナー。
膝は全く問題なく
その上、リハビリの間に
死ぬほどやった上半身と体幹の安定のおかげで
もっとも苦手とするコンディションで
表彰台に上がれたことは
何よりもの収穫です。

ソチが終わってから
思うように事が進まず
次から次へと押し寄せてくる難題が多く
競技を続けたことが正しかったのか?
ソチで引退しておけば良かったと
何度思ったかわからない。

それでも
コツコツと積み重ねることの大切さを知り
目標を持って、信じて歩む事が
どれだけ大切なことか
改めて学んだ3戦でした。

さて、次はプレ五輪の韓国!
4年サイクルで五輪まであと1年。
ここから
良いサイクルに入っていけそうな気がします。

智香


tomoka_t2007 at 18:19|PermalinkComments(11)clip!